私たちの身体はホメオスタシスという不思議な力が働いており、これは身体の外から受ける環境や内部の変化にかかわらず体の状態(体温・血糖・免疫機能)を一定に保つ為に全身をコントロールしているのが自律神経なのです。
自律神経は交感神経と副交感神経の二つに分かれています。この二つの神経のバランスが乱れると体に不調があらわれます。
不調の例として 冷え・頭痛・肩こり・めまい・疲れが取れない・不眠 などがあげられます。
胃腸や内臓諸器官には、異常がなくとも偏った生活習慣によって体を動かせる自律神経の機能の調和が崩れるために起こります。
ストレスなどはその人によって強く感じたり、弱く気にならない等感受性は違います。ストレスも比較的軽く感じるうちは楽に処理することができます。しかし、重く強く感じるときが続くと、精神的にも肉体的にも疲労困憊した状態になります。するとホメオスタシスが崩れ、体調のリズムも壊れ自律神経失調症が現れます。
・交感神経は‘‘活動する‘‘神経といわれ、仕事や運動をするとき心臓の動きを活発にし、血圧を高め、精神活動を旺盛にします。
・副交感神経は‘‘休む‘‘神経と言われています。消化器の働きを促し、器官の働きをリラックスさせます。睡眠や休息などをとるときに働きます。
交感神経が優位の時は便秘を起こし、副交感神経が優位の時は下痢等の症状を引き起こします。
1、不規則な生活習慣を正し、休養を十分とるなどライフスタイルを変える。
2、熟睡する(眠りの仕組みを知り、質のいい眠りを得る)
3,入浴はぬるめの湯にし、ゆっくりとつかる
4、酒・たばこは控える
5、自己暗示を与えて自信をつける
6,楽しい食事をする サプリメントを効率よく取り入れる
7,朝食重視の食生活をする。きちんと朝食をとれば生活規則が正しくなる
8,ストレスと排便の関係を知る(便秘はストレスや対人トラブルによって起こる場合もある。また、排便の習慣付けと適度な運動をする)
9,糖質の摂りすぎに注意する(疲労、無気力の原因となる)
10,ビタミンB、ビタミンCはストレスの解消を促すため、摂取するよう心がける